口上芸ボランティアの平尾俊博さんをお招きしました。

本日、当施設にて、口上士の平尾俊博さまにお越しいただき、日本古来の大道芸である「ガマの油売り」と「外郎売り」を披露していただきました。平尾さんは西濃地区を中心に活動されており、地域の施設でこうした活動を続けていらっしゃいます。

会場には多くの入居者様が集まり、平尾さんが舞台に登場すると、温かい拍手が迎えました。まずは「ガマの油売り」の口上から始まり、平尾さんの絶妙な間合いや身振り手振りに、皆さんも釘付けで、一言一句聞き逃すまいと真剣な表情で耳を傾けていました。

続いて披露された「外郎売り」の口上では、平尾さんが時折入れる親しみやすい演技が大いに盛り上がりを見せました。特に、入居者様のお名前を織り交ぜた即興の語りには、皆さまが驚きの表情を浮かべながらも楽しそうに笑顔を見せておられました。

また、感染対策として窓を開けて換気を行う中での開催でしたが、皆さま寒さを気にすることなく、最後まで熱心に耳を傾けておられました。平尾さんの語りが進むにつれて、笑顔が増え、会場全体がひとつになったような、心温まるひとときとなりました。

平尾さん、本日は素晴らしい時間を本当にありがとうございました。