リハビリテーション科

患者様1人に1日最大3時間のリハビリテーションを365日提供できるよう療法士を配置しています。また、チームを構成し、スタッフ間で情報を共有し日常生活動作、生活の質の改善、1日でも早い在宅復帰を支援しています。

リハビリテーション室

言語聴覚室

療法士数

  • 理学療法士:18名
  • 作業療法士:3名
  • 言語聴覚士:2名

入院リハビリテーション

しっかりじっくりとそれぞれの患者様にあったリハビリテーションを提供します。

外来リハビリテーション

退院後のリハビリテーションも充実しています。予約制で運動指導も行います。

リハビリテーション科担当医師

Dr.伊在井みどり

 

Dr.琴尾泰典

 

Dr.大野通敏

 

理学療法

関節可動域拡大や筋力増強、麻痺の回復を目指した神経生理学的運動療法や寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩行などの基本動作訓練や指導を行います。

部分免荷トレッドミル歩行練習装置(BWSTT)

歩行障害のある患者様に、体重を免荷した状態で歩行訓練を行う装置です。

重心動揺計

めまいの検査や下肢への荷重量、立位バランス能力、反応速度などの測定・訓練に使用します。

作業療法

日常生活動作の自立を目指した訓練・指導や作業活動を通した心身機能の回復を行います。

IVES

脳卒中などの疾患患者様に対して筋収縮、随意運動を促す電気刺激装置

STEF

形や大きさの異なる物を限られた時間で決まった場所へ移動することで上肢機能を評価します。

言語聴覚療法

安全な経口摂取と誤嚥予防のための訓練・指導や失語症、構音障害により低下したコミュニケーション機能の回復を目指して訓練を行います。

SLTA

聴く・話す・読む・書く・計算といった言語の諸機能を評価し、失語症のタイプや障害されている機能の検査を行います。

口腔ケアキット

口腔内の疾病予防、誤嚥予防、発語機能改善のために患者様1人1人に合わせた道具を使用し口腔ケアを行います。

在宅復帰に向けて

リハビリテーションカンファレンス

毎週1回、医師・看護師・療法士・管理栄養士・医療ソーシャルワーカーが患者様の進捗状況を報告・確認します。情報を共有・連携することで患者様の在宅復帰への支援・サービスを高めます。

退院前訪問指導

自宅退院に対し療法士・ケアマネージャー・福祉機器業者による自宅訪問を行います。家屋内外の状況を把握し、改修の提案・動作指導を行います。

退院カンファレンス

看護師・療法士・医療ソーシャルワーカー・ケアマネージャー・家族・患者様本人で現状を把握し、退院後に必要なサービスの確認、提案などを行います。

地域活動

健康教室

介護予防事業として地域高齢者を対象に「体操教室」を開催しています。リハビリテーションスタッフによる体力テストを行い、自分自身の身体能力を知ってもらいます。その上で運動方法を指導し、転倒しない体づくりを目指します。

学会活動

平成24年度 第28回岐阜県病院協会医学会

  • チームアプローチの重要性を再考できた動作意欲の低下を持つ症例を経験して
  • 移乗の介助量軽減に向けて部分免荷トレッドミル歩行訓練(BWSTT)を利用した取り組み

:-D 優秀演題に選ばれました。

平成24年度 第22回岐阜県理学療法学会

  • 退院後訪問調査の有用性~退院前訪問と実際の生活に相違があった1症例~

平成24年度 岐阜県理学療法士協会主催岐阜支部症例検討会

  • 右片麻痺を呈した壮年男性の歩行獲得に向けた取り組み

平成25年度 第29回岐阜県病院協会医学会

  • 関節負担軽減に対してBWSTTを使用した取り組み・関節負担軽減に対してBWSTTを使用した取り組み
  • 高齢者の上腕骨近位端骨折に対する早期運動療法~肢位と回数の検討~
  • 地域在住高齢者の身体能力把握に向けて~新体力テストと反応時間の結果からの1考察~

平成25年度 第29回東海北陸理学療法学術大会

  • 転倒の有無による身体機能の差異について~転倒リスク軽減に向けた健康教室の確立を目指して~

実習生受け入れ実習生受け入れ

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  平成24年度 平成25年度 平成26年度
理学療法士 7名 5名 9名
作業療法士 1名 1名 5名
言語聴覚士 1名

実績

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H26年度 転院受け入れ先

  • 岐阜市民病院
  • 澤田病院
  • 岐阜大学医学部付属病院
  • 岐阜中央病院
  • 岐阜県総合医療センター
  • 朝日大学付属村上記念病院
  • 加納渡辺病院
  • 中濃厚生病院